Cdc7(AS-141/キナーゼ阻害剤)

(低分子化合物)

適応疾患(どんな病気を治療するか)

既存の抗がん剤では、増殖が盛んながん細胞を標的とするものが多く開発されてきましたが、増殖する正常細胞(毛髪・皮膚・血液幹細胞など)に対しても影響を及ぼすという毒性が問題となっています。
Cdc7阻害剤(AS-141)はがん細胞のみを殺し、正常細胞には影響を与えない新しい抗がん剤となると期待されます。
現在は当社の知的財産権をカルナバイオサイエンス株式会社に譲渡し、同社にて開発が進められています。

作用機序(どのように働くか)

細胞は分裂する前にDNAを複製する必要があります。Cdc7は複製開始に重要な働きをしているMCMタンパク質からなる複合体の活性化を行います。したがって、Cdc7の働きを阻害すると、DNAの複製が不完全となるため、Cdc7阻害剤(AS- 141)はがん細胞におけるゲノムの不安定化を引き起こし、がん細胞へ細胞死を誘導します。

開発状況

2018年11月

シエラ・オンコロジ―社がIND申請を完了

*2016年にカルナバイオサイエンス社がシエラ・オンコロジー社とライセンス契約を締結した後、2020年6月にカルナバイオサイエンス社が全権利を再取得しております。

2016年5月30日

CDC7/ASKキナーゼ阻害薬プログラムの進捗に関するお知らせ~マイルストーン収入の受領見込みについて~(PDF/161KB)

2014年6月30日

カルナバイオサイエンス社へのCdc7/ASKキナーゼ阻害薬プログラム 譲渡に関するお知らせ(PDF/19KB)

2009年8月12日

カルナバイオサイエンス株式会社とのCDC7キナーゼを標的分子とした癌治療薬の共同研究開始に関するお知らせ

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