Cdc7(AS-141,SRA141/キナーゼ阻害剤)

(低分子化合物)

適応疾患(どんな病気を治療するか)

既存の抗がん剤では、増殖が盛んながん細胞を標的とするものが多く開発されてきましたが、増殖する正常細胞(毛髪・皮膚・血液幹細胞など)に対しても影響を及ぼすという毒性が問題となっています。
Cdc7阻害剤(AS-141,SRA141)はがん細胞のみを殺し、正常細胞には影響を与えない新しい抗がん剤となると期待されます。
現在は当社の知的財産権をカルナバイオサイエンス株式会社に譲渡し、同社のライセンス先にて開発が進められています。

作用機序(どのように働くか)

細胞は分裂する前にDNAを複製する必要があります。Cdc7は複製開始に重要な働きをしているMCMタンパク質からなる複合体の活性化を行います。したがって、Cdc7の働きを阻害すると、DNAの複製が不完全となるため、Cdc7阻害剤(AS- 141,SRA141)はがん細胞におけるゲノムの不安定化を引き起こし、がん細胞へ細胞死を誘導します。

開発状況

平成28年5月30日

CDC7/ASKキナーゼ阻害薬プログラムの進捗に関するお知らせ~マイルストーン収入の受領見込みについて~(PDF/161KB)

平成26年6月30日

カルナバイオサイエンス社へのCdc7/ASKキナーゼ阻害薬プログラム 譲渡に関するお知らせ(PDF/19KB)

平成21年8月12日

カルナバイオサイエンス株式会社とのCDC7キナーゼを標的分子とした癌治療薬の共同研究開始に関するお知らせ

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